西城秀樹VSいかりや長介 カレーなる対決 勝ったのは?

 ☆ ヒデキ起用のVカレー宣伝 by  ハウス食品 ’73~85年 現在も商品健在

 ★ ドリフターズ起用のレーンボーカレー宣伝 By s&b ”74~75年 現在廃品

 星の明暗を分けましたが、幼少向け甘口カレーとしてハウスのイメージキャラクターとしてのヒデキに対して、s&bがぶつけてきたのがドリフターズで、CMではまくしたてるような加藤茶の「バナナハチミツミルクリンゴタマネギニンニクカッカッオ」フレーズが、思い出されます。

 しかし、’76年からはドリフターズはキャラクター降板、水谷豊に変更され、数年後には同商品の製造、販売終了という結果で、まだまだヒデキが頑張っていたCMを観ながら「あのカッカッオのCMのカレーなくなったなあ・・・」と回想していた当時、子供でもヒデキが前面に出たハウス陣営の大勝と理解できます。

 ヒデキのCMは便乗商法を蹴散らす王道もん

 ’63年から力を入れてオリジナル商品として開発してきたハウスと違い、横並び主義的にリンゴ蜂蜜のエッセンスに目をつけ、5品目を便乗的に上乗せし、エッセンスの数だけは充実させ、それなりの味わいの魅力は出したのでしょうが、明暗はハウスは変にエッセンスを追加せず、あくまでも「リンゴと蜂蜜トロ~リ・・」を堅持し、キャラクターもコロコロ変えずにヒデキで’80年代半ばまで押し通した結果でしょう。オリジナルが後発の便乗組にうろたえることなく、王道を進む雄々しさを、ヒデキのCMから感じましょう、ヒデキが好きでないかたがたも!私も以前は好きではありませんでしたが、他界された今は人柄を見直しました。

 

 大手企業の横並びの商品主義と違い、知名度は高くないですが時代に合ったユニークな商品で頑張る企業もあります。今の児童の世代の健康に合った食習慣を提案されているようです。

 九州醤油職人もんも王道もん?

 

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  う~む。醤油醸造の職人気質と九州魂を感じさせる何かが・・・

 人参、玉葱、椎茸等の野菜エキスを多用、アレルゲンは極力不使用、小麦粉ではなく米粉でルー下地にする徹底ぶり。醤油職人たる和食文化が米からのルーづくりとなり、自然とお子様のアレルギー対策となったのです。これからの日本に必要ななにかがありそう・・・。