ちびまる子ちゃんの食卓を見習え!猛暑編 栄養はおおまる!

 この夏は暑すぎて、9月もまだ夏が続きそうとヤケ気味に思ってしまいます。そこで
9月もまだ夏野菜?と思いながらさくらももこさんを表敬して触れ込んでみました。
 
 さくらももこさんが想定されたちびまる子ちゃんの食卓のシーンでは、家族で囲んだ米飯、一汁二菜という70年代の一般的な家庭の献立をファンに深く印象付けたことは多く語られています。そこでこの二菜に使う夏の野菜の食材を、今回は2品考えます。

 夏野菜の定番「キュウリ、ナス、トマト、ピーマン、オクラ、トウモロコシ、ニラ、カボチャ、ズッキーニなどが代表的である。 カロテン、ビタミンC、ビタミンEなどを多く含む野菜が多く、夏ばてなどに効果が高い。」…Wikiより と、あります。この中で今回はナス、オクラを採り上げます。

 ナスニンは全身のアントシアニン

 ナスは、ポリフェノールであるナスニンを皮の近くに含んでいるので皮ごと、出来れば生食、又は油調理するのがいいです。属性のツリーは

 バイオフラボノイドポリフェノール>ナスニンです。
 

 このバイオフラボノイドポリフェノール系の栄養素は、毛細血管を丈夫にする働きがあり、ビタミンCに似ています。
 アントシアニンポリフェノールの一種ですが、眼に特化した毛細血管強化に効きます。ナスニンは眼に特化ではなく全身に及ぶ毛細血管を丈夫にします。コラーゲンのチューブと言われる毛細血管が硬直せずしなやかに形成され、傷にも強くなり、赤血球の酸素が確実に(網膜なら視細胞)運ばれます。シソニン、カカオ等の他のポリフェノールも一般的に全身の毛細血管に効きます。

 ナスニンはポリフェノールの一種です。ポリフェノールバイオフラボノイドの一種です。ナスニンはバイオフラボノイドの一種です。上記の属性ツリーで御確認を。

 ナスニン等、バイオフラボノイド含有の野菜を十分に食べれば、眼を含めて全身の毛細血管の健全性は十分ですが、青色光による恒常の眼精疲労、野菜不足の食事習慣により、やむを得ず眼に特化したバイオフラボノイドアントシアニン摂取が優先されているということで、本来は全身に効果のあるバイオフラボノイドが豊富な野菜食を心掛けてください。ナスニンが十分摂取出来ればアントシアニン依存は無用なのです。

 

 ところで、ちびまる子ちゃんの食卓にはカリ―にナンのセットという如何にもワールドグルメ的な洒落たものではなく、洋食屋さん風のカレーライスが度々登場しましたが、現代のちびまる子ちゃんはアレルギーに弱いのです。

 

 夏のオクラは良質自然ルテインと糖尿に効く食物繊維有り、ご飯のお供に!

 オクラは粘々由来の水溶性食物繊維ペクチンを含んでいます。水溶性食物繊維は米飯と一緒に食べると過剰な糖質を絡み付けて排出して血糖値を安定させるので、血糖値が気になるひとのご飯のお供にちびでなくおおいにお奨めです。
 オクラはケールやホウレンソウほどではないですが適量のルテインを含んでいて黄斑変性が気になるひとには損ではない食材です。オンシーズンの夏のオクラは含有ルテインが最も充実している時で、量は多いものの加工されたシーズン性が曖昧なルテインサプリとは別に、自然なルテインを食べて、ちびまる子ちゃんの御両親、祖父母の方々のように優しいまなざしでいたいですね。
 オクラは糖尿、加齢による網膜の病がきになるかたにお奨め!

 

 東北大の准教授が75年の日本の家庭の食卓が、健康志向として最も優れているとする研究結果を広めましたが、ちびまる子ちゃんは、アントシアニンサプリでなくナスを食べ、ルテインサプリや血糖値むりやり降しサプリでなくネバネバオクラを食べたのでは?私たちも見習いましょう。